【屋上緑化施工で大切なポイント】樹木・植樹


植栽構造

環境条件や鑑賞性、緑化の目的、防風や目隠しなどの維持管理作業から植栽構成を考えましょう。

植栽構成で植栽地が広い場合、外周部は低木、中木、高木を組み合わせて密植し、植栽地の内部に
風を入れないようにしましょう。

そして下図のように、この外周部の樹木は、耐乾燥性や耐風性のある常緑樹にして、秋に葉を落とす
樹木や耐乾燥、耐風性の弱い植物は中央部に植栽するとよいでしょう。 高いフェンス

一方、狭い屋上では、無理に大きな樹木を植栽せず、中木、低木、草花などで植栽構成をしましょう。
また、土壌表面を露出させないようにマルチングや地被植物で乾燥、土壌流出を防ぎましょう。

屋上環境に不向きな樹木とは

屋上緑化で樹木を植える場合に注意しなくてはいけないことは・・・

1、急激に成長し荷重増となる樹木
2、風に弱く倒れたり、折れたりする樹木
3、鳥や風で種子が運ばれてくる樹木

などの扱いに気をつけなくてはいけません。下記のリストの樹木は植栽を避けた方がいいでしょう。

は、常緑樹。 は、落葉樹。 は、鳥。 は、風。

成長し荷重増になる樹木
 アカシア類
 イチョウ
 クスノキ
 ケヤキ
 サクラ類
 トウネズミモチ
 トチノキ
 ヒマラヤスギ
 プラタナス
 ムクノキ
 メタセコイヤ
 ユーカリ類
 ユリノキ
風に弱く倒れやすい樹木
 アカシア類
 ゴールドクレスト
 シダレヤナギ
 シラカバ
 プラタナス
 ユーカリ類
 ユリノキ
鳥や風で種子が運ばれる樹木
 アカメガシワ
 イイギリ
 カジノキ
 キリ
 クスノキ
 ケヤキ
 サクラ類
 シンジュ
 トウネズミモチ
 ナンキンハゼ
 ムクノキ
 ユリノキ

屋上緑化に適した植物

上述の屋上緑化に不向きな樹木のほかに、屋上緑化によく使われる樹木や草花、芝や地被植物
についてまとめてみました。

屋上緑化や菜園などに使われる樹木、草花、芝、地被植物、ハーブ、野菜や果樹など種類も様々です
から、各項目ごとに分類してページを作成していますので、下記の各項目ごとに確認してください。

下記の7項目に分類しましたので、参考にしてください。

高中木

1、高中木の樹木

大きく成長する樹木で、通常植栽時に高さ3m以上の樹木を高木といいます。
樹種によって成長の速さや最大成長量が異なりますが、屋上緑化では成長が早く・大きくなる樹木は積載荷重の制約にかかるため使用をよく考えて選びたいものです。

一方、中木とは通常植栽時の高さが1.5mから3m未満の樹木のことをいいます。
植物学的には高木に含まれるものが多いですが、人の眼の高さに葉が多いので目隠しに適しています。

屋上緑化の高中木の樹木

低木

2、低木の樹木

通常植栽時に1.5m未満の樹木で、成長しても樹高が大きくならないものを低木といいます。

1本の幹が永年的に生育する樹木と、株立ち状に数本の幹が出て1本の幹は数年で枯死し地際から出る新しい幹と入れ替わる樹木がある。

屋上緑化の低木の樹木

芝と地被植物

3、芝と地被植物

芝は、1種類あるいは数種類の芝草を人工的に群生させ、適宜刈り込み等の管理を行い、地表面を緻密に被覆するような生育を維持させ、運動や休養、鑑賞や保安の目的に利用されるイネ科の多年草です。芝草ともいいます。

地被植物(ちひしょくぶつ)とは地表面を覆って地肌を隠す為に植栽する植物の総称で、草丈が
低く性質強健な木本及び草本類の事で、芝生の育たない場所で芝生に代わる有益な植物です。

屋上緑化の芝と地被植物

草花

4、草花

草花(くさばな)は、花を咲かせる草、花や葉・実などを観賞するために栽培される草本のこと。
あなたは、フラワーセラピーって聞いたことありますか?
フラワーセラピーとは、花のエネルギーを使った癒しのこと・・・そんな言葉もあるほど人の日常に溶け込んで私たちの心のパワーになってくれているのが花や緑たちです。

私たちが、水や養分を花に与えるように、花たちも人間の心身の健康を保つ働きをしてくれるのです。
屋上にそんな心の癒しがあるなんて・・ステキなことですよね。

屋上緑化の草花

ハーブ類

5、ハーブ類

ハーブ(Herb)は、ラテン語の"Herba"(ヘルバ)を語源とし、香りがよく利用価値のある植物の総称です。 植物の中で薬効や効能などがある成分を含む草で「薬草」「薬用植物」と呼ばれるものを指したりもします。

ハーブは、さまざまな薬効成分があって、身体の不調の改善などに効いてくれるだとか、ハーブ茶
などで食物繊維を摂取できるとか・・観賞以外の効果がよく指摘されますよね。

屋上緑化のグラス・ハーブ類

野菜

6、野菜

野菜は、人の手を入れて農業栽培される食用となる草本植物で、主に葉や根、茎(地下茎を含む)、花・つぼみ・果実を 副食や間食に食べるものをいいます。

野菜には、利用目的上は果物であるイチゴ、スイカ、メロンも含んでいる。果物には木本性の果
樹に実るものと草本性の イチゴバラ科、スイカ・メロンウリ科・トマトナス科があり、草本性の果物
は栽培上は野菜として扱われる。

可食部の違いで葉を食べるものを葉菜、根や地下茎を食べるものを根菜、実を食用とするものを
果菜というが、屋上での栽培は、土壌厚があまりないので根菜類は不向きである。
野菜は、可食部分のカロテン含有量の違いによって緑黄色野菜と淡色野菜に分けられる。

屋上緑化の野菜

果樹

7、果樹

果樹とは、食用にする果実のなる樹木のことをいいます。カキ・モモ・ミカンの木など。
農林水産省では、概ね2年以上栽培する草本植物及び木本植物であって、果実を食用とするものを「果樹」として取り扱っています。

なので、一般的にはくだものとは呼ばれていないと思われる栗や梅などを果樹としている一方で、
くだものと呼ばれる ことのあるメロンやイチゴ、スイカ(いずれも一年生草本植物)などは野菜とし
て取り扱っています。

屋上環境での栽培は、荷重などの制約もあり、限られた果樹に限定されてきます。

屋上緑化の果樹



樹木の樹形について

屋上緑化の樹木を選択する際に鑑賞性もひとつのポイントになってきます。

全体の形、花や葉の色、幹や葉の質感(テクスチャー)などによりデザインや好みに合った樹木選択を行いましょう。
その中でも景観を形成する樹木の形を知ることは、配植デザインの最も基本的な知識として大切です。

下記に代表的な樹形について、分類分けして特徴と樹木例を掲載してみました。
植物選択の際に是非活用してみてください。

屋上緑化の果樹 屋上緑化の果樹 屋上緑化の果樹 屋上緑化の果樹 屋上緑化の果樹
ドーム形
杯形
卵形
筒形
円錐形
膨張感ある型で力強さがあるのが特徴。
上方へ拡散する型で開放感を示すのが特徴。
適当な量感と共に高さによる大きさが特徴。
垂直線で方向性を示すのが特徴。
立体感をもった矢印と考えられ上昇性示す特徴。
・アカガシ
・クロガネモチ
・エンジュ
・キンモクセイ
・ムクゲ
・ケヤキ
・サクラ類
・エノキ
・トチノキ
・カイズカイブキ
・シラカシ
・ヤマモモ
・シラカバ
・サンゴジュ
・ポプラ
・スカイロケット
・イヌツゲ
・イタリアンサイプレス
・イチイ
・ヒマラヤスギ
・ボールバード
・ピセア・グラウカ
屋上緑化の果樹 屋上緑化の果樹 屋上緑化の果樹 屋上緑化の果樹 屋上緑化の果樹
被覆形
しだれ形
不整形
ツル状形
株立形
面的に被覆し保護性を示すのが特徴。
垂れ下がる姿が情緒的形態の典型。
思うままに変形し自然そのものの典型。
他のものに絡まり一種安心感あるのが特徴。
多数の株が共存感を示すのが特徴。
・ヒペリカムカリシナム
・コトネアスター類
・ハイビャクシン
・シダレウメ
・シダレザクラ
・アベリア
・ヤマブキ
・ユキヤナギ
・ウバメガシ
・オリーブ
・イロハモミジ
・サルスベリ
・ピラカンサ
・キヅタ
・ムベ
・ブドウ
・フジ
・ツキヌキニンドウ
・キョウチクトウ
・ヒイラギナンテン
・アジサイ
・ヒュウガミズキ
・ハギ


屋上緑化はすばらしいですし、「あなたのしたい屋上緑化」が一番大切ですが、
目的や環境、構造仕様に合った植物選びで屋上緑化計画を立てていかなければ、
あなた自身が後々後悔する屋上緑化になってしまいます。


上記のポイントをしっかり抑えて、「あなたの屋上緑化」を計画していきましょう。

屋上緑化情報ナビでは、
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