【屋上緑化施工で大切なポイント】灌水


屋上緑化の灌水管理

屋上緑化の日々の管理の中でも、灌水の管理は頻度も重要性も高いですからとても大切です。

灌水の量や頻度は、土壌の質とか容量により異なりますし、植栽した植物の種類によっても違って
きますので、一律に『こうすべきだ!』というものではありません。

ただ、ある程度の土壌厚のある環境ならば、頻繁な灌水は必要ないかと思います。
土壌の薄い薄型土壌の緑化の場合だと予め灌水ホースなどの敷設で灌水管理するケースも多い
ですが、その場合でも、きめ細かな管理ができるのならタイマーや雨検知のコントローラーではなく、
自分で無降雨日数や雨量などを判断して灌水作業した方が節水になります。

屋上を緑化する面積にもよりますが、植物の元気具合の度合いを見ながら灌水することは、自然に
触れ合うあなたや家族の大切な時間になるに違いありません。

屋上緑化の灌水方法


毎日の灌水で根は考える・・

屋上緑化の灌水方法で、ついつい過保護にしすぎな方に多いのが毎日の灌水。

毎日少量ずつ灌水することは、あまり好ましくありません。
それを続けると、植物の根が地表近辺に集る形態になってしまいます。

それから、水の地表面からの蒸発が多くて、土壌の下部での乾燥が解からないことで、灌水を怠るとすぐに枯死してしまうケースが多くなります。

屋上緑化での理想的な灌水は、日を空けてたっぷりと水をあげることがいいでしょう。


灌水は、なるべく朝の時間帯に・・

また、水を与える時間帯でも注意が必要。
灌水は、なるべく日中を避けて朝の時間帯に行なうことが望ましいです。
「夕方でもいいのでは?」と思いがちですが・・・
夕方の灌水は植物の徒長を促すので、できるなら避けた方がいいでしょう。

セダムや苔などの灌水を日常必要としないものもありますが、樹木や草花などでの緑化を行なってる場合は、これらのことには気を配りましょうね。

あと、鉢やプランターでの灌水は、冬季の夕方の水やりだと、四方から寒さが伝わり凍結することもあります。くれぐれも季節と時間帯には、注意してください。

鉢やプランターでの灌水は、土の乾燥具合を見ながら、鉢底から水が出るまでたっぷりあたえましょう。


屋上緑化の灌水頻度


水分は常に蒸散していきます・・・

芝生などの植栽地からの水分の蒸散量は・・・
暑さがピークの夏場で1平方メートル当たり4リットルほどといわれます。

例えば、この時期に水分保持量が200g/m3の土壌で、その厚さが10cmの芝生では保持している水分は10分の1なので20g/uになります。

ということは・・計算で5日ほどで土壌の水分がなくなる計算になることになります。
ただ計算上のことで現実に5日で植物が枯死することはないが、長期で無降雨の日が続くと植物にダメージがかかることは間違いない。

こういう場合に基準や目安になる灌水の間隔と量があればそれを参考にしたいもの。
当然、灌水する量は、土壌の保持できる水量以下になるのですが、灌水した後にすぐ雨が
降るかも知れませんから、予定量の半分から3分の1が望ましいでしょう。

具体的な灌水量を以下の事例で計算してみましょう。

要件の項目
数値内容
 土壌厚
 15cm
 土壌水分保持量
 20%(0.2) ※固定式として理解
 1回の灌水量考え方
 水分保持量の3分の1
 1回の灌水量算定式
 土壌厚×土壌水分保持量÷3
 今回の1回の灌水量
 15cm×20%(0.2)÷3=10g/u
 屋上緑化面積
 150u
 全面積の1回の灌水量
 10g/u×150u=1,500g

一回当たりの灌水量はある程度理解できましたが、灌水の間隔はどの位なのか?
季節ごとの具体的な灌水の間隔目安は以下の通りです。

季節
灌水間隔
 春
 4日/回
 夏
 3日/回
 秋
 4日/回
 冬
 7日/回

上記の灌水量と間隔につきましては、あくまで目安として提示させていただきました。
日照条件などの個別地域性や選択した植栽の条件、天候などで若干の違いも出てきますので、
それぞれの個別の条件を勘案して灌水管理の参考にしてください。



屋上緑化はすばらしいですし、「あなたのしたい屋上緑化」が一番大切ですが、
植物の生育状況を見ながらの灌水作業をしていく、屋上緑化計画を立てていかなければ、
あなた自身が後々後悔する屋上緑化になってしまいます。


上記のポイントをしっかり抑えて、「あなたの屋上緑化」を計画していきましょう。

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